ESJ-200

(超高圧噴射攪拌工法専用固化材)
ESJ -200は、ESJ工法専用のセメント系固化材です。

特 長

  • ESJ -200は、セメントをベースに各種有効成分を配合した六価クロム溶出低減型の環境に配慮した固化材です。
  • 底質土やヘドロに適した超軟弱地盤改良材です。
  • 初期強度発現が高く、長期的にも安定した強度が得られます。
  • 通常の高圧噴射工法の配合で見られるような混和剤を必要としない、優れた圧送性と分散性を併せ持つ材料です。

比重(代表値)

2.93 ※比重は製造ロットにより多少変動します。

配合量

ESJ-200の標準的な配合量(軟弱土1m3に添加する量)は表のとおりです。ただし、配合は事前配合試験によって決定するものとし、施工条件で決まる最低配合量と照らして決定します。
土質と標準配合量
 土質標準配合量(kg/m3
砂質土・粘性土80~270
腐植土・ヘドロ250~600

水固化材比とスラリー配合

固化材スラリーの水固化材比(質量比)は、改良対象土質や要求品質により異なりますが、標準的に1.0~1.5の範囲で使用します。
土質と水固化材比
 土質水固化材比
砂質土・粘性土1.5
腐植土・ヘドロ1.0
水固化材比1.0の配合例(1m3練上がり)
 固化材(ESJ-200) 練り水(水道水)
746kg(254ℓ) 746kg(746ℓ)
ESJ-200真比重:2.93 水道水真比重:1.00 の場合。
水固化材比1.5の配合例(1m3練上がり)
 固化材(ESJ-200) 練り水(水道水)
543kg(185ℓ) 815kg(815ℓ)
ESJ-200真比重:2.93 水道水真比重:1.00 の場合。
実施例
  • ▲施工平面図例

  • ▲プラント配置図例

  • ▲施工写真(台船)

  • ▲プラント例